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重量級モデルが沢山！GMCの魅力｡
高価･高額査定は狙える？

米ゼネラルモーターズのトラック部門となる「GMC」。ピックアップトラックやSUVなどの重量系モデルに特化した自動車ブランドです。今回は、GMCの歩んできた歴史＆ブランドのもつ魅力を特集していきます。また、高価買取や高額査定が狙えるかの情報もあわせて紹介していきます。

• GMCとはどんなブランド？その歴史は？

  「GMC」は、GM（ゼネラルモーターズ）が、北米や中東を中心に展開している自動車ブランドです。おもにピックアップトラック・SUV・ワゴン・バンなどの重量級でサイズの大きい乗用車を販売しており、GMグループ内ではトラック部門の位置づけとなっています。
  GMCのルーツは、1901年にマックス・グラボウスキーという人物が設立した「ラピッド・モーター・ビークル・カンパニー」がはじまりとなります。この会社を1909年にGMが買収し、その後はGMグループの自動車ブランドの一つとして成長していきました。
  過去には商用の大型トラックや大型バス、キャンピングカーなどの分野にも事業を広げていましたが、こちらは競争が激しくなり1980年代で打ち切りとなった形に。1990年代以降は、今現在に続くピックアップトラックやSUVを中心としたラインアップとなっています。

  

• GMCの車の魅力は？

  GMCが販売しているモデルのほとんどは、同じGMグループ内の「シボレー」と共有しています。たとえば「シボレー・アストラ」が「GMC・サファリ」として販売されるなど、昔から兄弟車として販売する体制がありました。
  GMC版とシボレー版に大きな差はなく、中にはエンブレムだけ違うというモデルもあります。ただし、GMCは標準装備やオプション装備を充実させており差別化を図っています。GMC版には高級仕様の「デナリグレード」が用意されるなども特徴的です。
  GMCの車すべてに共通する魅力は、とにかくサイズが大きいことです。
  近年は原油高や環境問題の影響から、80年代90年代の頃に比べるとややサイズを抑えたモデルが増えてきているものの、それでもほとんどのモデルは「フルサイズ」となり、日本車と比べると巨大です。
  日本国内を走行すれば嫌でも目立つようなアメリカンサイズの大きさと、加えて威圧感すらある無骨なデザインがGMCならではの魅力です。

• GMCの人気モデル

  GMCの車のうち、特に人気なモデルを２つほど紹介します。

  GMC・テレイン

  「テレイン」は、GMCが販売する中型クロスオーバータイプのSUVです。
  GMCのエントリーモデルとなり、同ブランドのSUVとしてはサイズやパワーなどは控えめです。とはいえ日本車と比較すれば十分以上のサイズです。GMCならではの無骨なデザインも健在であり、GMCの車の魅力を手軽に味わいたい人からの安定した人気があります。

  GMC・シエラ

  「シエラ」は、GMCが販売するフルサイズのピックアップトラックです。シボレーからは「シボレー・シルバラード」として販売されています。
  このシリーズは、アメリカのピックアップトラックの中でも１位2位を争う人気シリーズであり、日本国内にも根強いファンを持ちます。
  日本の道路にはギリギリで収まるほどの巨大なボディを持ち、決して取り回しには優れませんが、その豪快なキャラクターに惹かれる人は多いです。

• GMCは高価買取や高額査定が狙える？

  最後に、GMCは高価買取や高額査定が狙えるかについて。
  GMCが販売するようなビックサイズの車を求める人は国内にも一定数いますので、高額査定も十分狙えるブランドです。ただし、一般的な中古車店などで査定すると、その価値がわかって貰えないこともあります。アメ車専門店やピックアップトラック・SUV専門店などで査定して貰うのがよいでしょう。
  また最新モデルだけでなく、「GMC・サファリ」や「GMC・トップキック」など古いモデルにもコアなファンがいます。そういった特定のモデルは、多少年式が古くとも高額査定が狙えることもあります。

• 中古車でも一定の人気がある

  以上、GMCについて紹介させて頂きました。GMCの車には日本車にはないダイナミックで無骨な魅力が溢れていますので、中古車であっても一定の人気があり、高値買取も十分に狙えるブランドといえるでしょう。